『がん』などの病気発症リスクの軽減について

2006年12月5日 日経新聞

もともと『幹細胞』は、白血病という血液のがん治療に使用されています。 さらに『さいたい血』の中に、アトピーなどの免疫過剰物質を抑制する細胞【HOZOT】(ホゾティー)が発見され、大腸がん細胞の91%を殺すことも分かりました。がん治療、リウマチや膠原病などの自己免疫疾患、アレルギー疾患、炎症性腸疾患、細菌感染による炎症疾患などへの活用が期待されています。

2006年12月6日 日本工業新聞社

臍帯血から抗がん作用細胞発見 林原研究所

林原生物化学研究所(岡山市)は、新生児のへその緒の『さいたい血』から、抗がん作用と免疫抑制作用を併せ持つ血液細胞を発見した。大腸がんや臓器移植後の拒絶反応の抑制のほか、リウマチをはじめとする自己免疫疾患などの治療に生かせる可能性があるという。岡山大学などと共同研究を進め、臍帯血を培養するための比較実験の過程で偶然見つけた。この細胞は、臍帯血細胞の増殖を助けるマウスの間質細胞を殺しながら増殖する特性を持っている。ヒトのがん細胞を混ぜ合わせたところ、皮膚がんの一種のメラノーマ細胞で約33%、大腸がん細胞で約91%がそれぞれ死滅した。また免疫反応を調整する制御性T細胞と同等の免疫抑制作用も確認した。

他にも

糖尿病・動脈硬化症・心筋梗塞・肝硬変 などの生活習慣病を細胞移植によって治す試みが世界各国で既になされており、パーキンソン病・筋ジストロフィーなどの難病に対しても、治験等が進められています。

重症の糖尿病で脚の血管が閉塞し、壊疽が進行した患者さんに対し、幹細胞を注射して血管を再生することに成功しております。

心筋梗塞では、悪くなった心筋に幹細胞を注射すると、血管が新しく再生されて心臓の機能が改善されています。

ページトップへ